Coaching Leaders Japan Logo

「35 CoCreation」は「Coaching Leaders Japan」へと生まれ変わります

2025年5月1日

Coaching Leaders Japanロゴ

「オントロジカル・コーチング」を日本で初めて本格的に導入した35 CoCreation(サンゴ コ・クリエーション)合同会社(本社:東京都渋谷区 代表:桜庭理奈)は、2020年の設立以来、このアプローチを軸に組織風土の改善や次世代リーダーの育成を支援してまいりました。この度、社名を「Coaching Leaders Japan(コーチング・リーダーズ・ジャパン)」に変更し、VMV(ビジョン・ミッション・バリュー)を一新いたします。同時に、オランダに子会社を開設いたします。

リブランディングの背景

創業5周年を迎える現在、当社へのグローバル企業からの依頼が着実に増加しています。欧米を中心とした海外企業では、組織の持続的な成長には「変革」が不可欠という考えが定着しています。そのため、リーダー育成においても、コーチがクライアントの価値観や感情に深く向き合い、「リーダーとしての在り方(Being)」を磨くアプローチが重視されています。

テクノロジーの急速な進化により、組織のあり方も大きく変化しています。企業の競争力を高めるには、先進的な技術の活用に加えて、リーダーシップにおける「人間らしさ」が不可欠です。高い感情知性(EI)を持ち、チームとの信頼関係を築き、確かな倫理観と深い対人スキルを持って組織を導くリーダーの存在が、これまで以上に重要となっています。

また、企業活動のグローバル化が進む中で、異なる文化や多様な価値観を受け入れ、それらを組織の力に変えていけるリーダーの存在が、ますます求められています。このような状況において、グローバル企業各社は、真に価値あるリーダーシップを提供できるパートナーとの協力を求めています。

これらの状況を踏まえ、私たちはやり方(doing)よりもあり方(being)を重視したリーダーシップの提供をより明確に打ち出し、これからの時代に求められる真のリーダーシップを追求する企業として新たな一歩を踏み出すべく、社名とVMV(ビジョン・ミッション・バリュー)の刷新を決定いたしました。

新たなVMV(ビジョン・ミッション・バリュー)

ビジョン

人類が互いに支え合いながら、自己の在り方(Being)の進化を通じて、困難を成長の糧に変え、持続的な発展を実現する世界を創る。

ミッション

  • 個人と組織が、安心して鎧を脱ぎ、本音や真実、過去の経験を共有し、新たな可能性を見出せる場を創出します。
  • ビジネスシーンにおける好奇心(Curiosity)の力を信じ、引き出し、成長と変革の原動力として活用する文化を広めます。
  • 困難や葛藤を共に受け入れ、それを成長の糧に変える道筋を示し、組織と個人が自律的に進化できるよう寄り添います。
  • 灯台のような存在として、明確な指針を示し、時には見守り、変革への旅路を支えます。国際ビジネスで培った実践知と共感力を活かして、真の変革を共に実現します。

バリュー

Deep & Sacred Partnership(深く神聖なるパートナーシップ)

クライアントが安心して自らの本音や真実、過去の経験を共有できる安全な場を創ります。彼らが鎧を解くプロセスを尊重し、その奥にある感情や経験に深く寄り添うことで、恥じらいや隠したいと感じる部分こそが変革の鍵であると信じ、その瞬間を敬意をもって受け止めます。

Authentic Presence(真正な存在)

等身大の在り方(Being)を通じて、変革と可能性のモデルを体現します。誠実さと透明性を貫き、強い信頼関係を築くことでクライアントが望む変革を加速します。自らの存在を通じて、彼らに新たな未来の可能性を感じさせます。

Empathetic Understanding(共感的理解)

クライアントの最も繊細な感情や経験を深く理解し、敬意をもって向き合います。変革の不確実性や困難を共に受け入れ、それを成長と挑戦の土台へと変えることで、クライアントの潜在能力を信じ、その能力を自律的に発揮できるよう支援します。

海外支社開設の意義

現在、日本市場は大きな転換点を迎えており、特に医療・ウェルネス分野において、日本の高齢化市場に着目したグローバル企業の参入が加速しています。同時に、日本企業のグローバル展開も続いており、双方向での異文化理解とリーダーシップの課題が顕在化しています。

こうした背景の中、当社が専門とするオントロジカル・コーチングは、「人としての在り方(Being)」や「長期的な関係性の構築」を重視する日本の組織文化と深い親和性を持っています。欧米型の開発手法が目標達成(Doing)やロジカルシンキングを重視する傾向にある中、この日本独自の価値観を取り入れたアプローチは、グローバル市場において大きな強みとなります。特に異文化間の理解促進やバランスの取れたリーダーシップ開発を求める欧米企業にとって、当社のサービスは大きな価値を提供できるでしょう。この独自のポジショニングにより、今後の事業拡大において重要な競争優位性を築くことができると考えています。

この独自の強みを活かし、当社はオランダに初の海外拠点を開設し、日本市場での豊富な成功経験を基盤とした「グローバル×ローカル」のリーダーシップ開発をグローバルに展開してまいります。特に以下の4点において、海外拠点の開設は重要な意義を持ちます:

  1. 文化的ギャップの架け橋 

オントロジカル・コーチングの普遍的なアプローチと、日本の「Being」重視の価値観を組み合わせることで、海外に進出する日本企業と、日本市場に参入するグローバル企業の双方に対して、より深い次元での組織変革を支援します。

  1. グローバル企業の本社との直接的な対話強化 

欧米企業の意思決定の中枢に近い場所に拠点を構えることで、クライアント企業の本質的なニーズをより深く理解し、効果的なソリューションを提供することが可能となります。

  1. グローバル×ローカルの知見の融合 

日本市場での実践で得た「Being」重視のアプローチと、オントロジカル・コーチングのグローバルな展開から得られる最新の知見を融合させることで、より革新的で効果的なリーダーシップ開発手法を生み出すことができます。この独自のアプローチは、日本企業のグローバル展開と、グローバル企業の日本展開の双方に大きな価値を提供します。

  1. グローバルネットワークの拡大 

オランダという国際ビジネスの重要拠点に足場を築くことで、オントロジカル・コーチングのグローバルコミュニティとの連携を強化し、より多くの企業への支援機会を創出します。

これらの取り組みを通じて、当社は日本とグローバルをつなぐ架け橋として、異文化間の相互理解を促進し、クライアント企業の持続的な成長と真の組織変革の実現に貢献してまいります。DoingとBeingのバランスを重視する当社独自のアプローチを通じて、世界各地の優れた実践を学び合い、共有することで、グローバルビジネスにおける新たな価値創造を支援します。

海外ブランチの詳細

住所:Koediefstraat 5, 2511CG, Den Haag, Netherlands
社名:Coaching Leaders Japan B.V.(コーチング・リーダーズ・ジャパン ビーヴィ)
株主:Coaching Leaders Japan合同会社(100%出資)
CEO:Rina Sakuraba(桜庭 理奈)
Managing Director:Kenya Irie(入江賢哉)

次世代のリーダーシップを育てる
オントロジカル・コーチング
Coaching Leaders Japan